この子と決めたら固執してしまう：５歳 | ６才までお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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3.お友達、幼稚園とのかかわり方

『この子と決めたら固執してしまう：５歳』
　年少の息子がいます。息子は常に誰かといないと嫌な子で、自分が気に入った子に常にくっついていって、行動を共にしようとします。しかしその子がだんだん他の子と遊ぶようになっても、追いかけていき、結果的に複数人に煙たがられてしまうという事が起きています。公園などでは知らない子でも声をかけて一緒に遊びますが、逆にその子としか遊ばず次々人が増えてもみんなでわいわいという感じになりません。複数人で遊ぶのが苦手なのかと思い、集団で行う習い事（リトミック）に週１回行っていますが、そこでも特定の子と一緒にいようとします。子ども自身が一人行動をしたがらない時、しかも固執しようとした時はどのようにして離していけばいいのでしょうか。子ども故に加減を知らないというか、相手の子が嫌がるまでくっついていくので、何とかしたいです。

６才まで　幼稚園の時期／お友達、幼稚園とのかかわり方

「見守ってあげましょう」
　子ども達は持って産まれた性格から、色々なお友達とわいわい遊ぶのが好きな子、特定のお友達とじっくり遊ぶのが好きな子、一人遊びが好きな子と好みはそれぞれです。そういった自分の好みと全体との兼ね合い（加減）は、喧嘩をしたり仲直りしたりしながらわかっていきます。社会性は大人が説明して会得できるのもではなく、体験を通してしか得る事ができません。その学びが上手く進むよう、お母さんは大らかな気持ちで見守ってあげましょう。

「具体的な応援の仕方」
　一人のお友達に固執しても、相手がそれに応じ、トラブルが起きない限りはそのままにしてあげましょう。もし周りの子ども達が不服を抱くような事があれば、そのうち揉めだします。「○○ちゃんなんか、あっちに行け」など人から嫌がられた時に、子どもは成長するチャンスに直面します。そこで「何でかな？僕はなにも悪い事をしていないのに…」と自分を振り返った時にお母さんが、「Ａ君と遊びたいのは君だけじゃないよね。Ｂ君もＣ君もだよ。独り占めしちゃダメだね」と促してあげましょう。そういった人との関係は、幼稚園で順番を待つ、給食のおかずはみんなで公平に分ける、遊具を独り占めしない等の秩序やモラルを守りながら同時に養っていけるものです。急がずゆっくり学ばせてあげましょう。