2024年5月27日(月)
前回、紹介した食堂前工事の施工実習Part.2です型枠を設置し、生コンクリートを打設し写真のような縁石が完成しました。これで土砂の流出を防ぐことが出来るのではないでしょうかまた、自販機前には土間を設置し靴が泥で汚れないように工夫しました。
2024年5月15日(水)
今年もイネの播種時期になりました。3年生の水田複合類型の生徒が「作物・総合実習」の授業でイネの播種を行いました。5月10日にうるち米ミルキークイーン、きぬむすめ、5月15日に酒米である山田錦、考古学博物館から育苗依頼を受けている古代米の播種を行いました。「今年もいよいよ米作りが始まる」と気持ちを持ち、類型生全員で協力しながら実習を行いました。今年もよいお米ができるよう頑張りたいです。
2024年5月10日(金)
今年も生物工学科のハウスでトマト栽培を行います!去年のトマト栽培では窒素が多過ぎることで問題が起きていたため、『県農 おしらべモグラ』の技術を用いて土壌診断を続けていました。冬の間に葉物野菜を栽培することで徐々に窒素が減ってきているという診断結果が出ています。実際にトマトを栽培してみて、自分たちの診断が合っているのか!?確かめていきたいと思います。
「赤茄子の育っていたるところより幾程もない夏が来ている」
2024年4月11日(木)
2年生初めての総合実習で、カトレアの人工交配を行いました。カトレアの構造・人工交配の方法を学んでから、実際に自分たちで交配をします。どんな組み合わせをすれば理想の品種ができるのか?悩みながら、真剣なまなざしで花粉塊を柱頭につけていきます。授業時間内では飽き足らず、放課後にもどんどんいろんな組み合わせの交配に挑戦していました。交配が成功していれば夏には種ができます。何個成功したか?楽しみです
「カトレアの人工交配 新しいいのちを生み出す生徒らの手で」
2024年5月25日(土)
フラワー装飾技能検定3級を取得している園芸科3年生の代表が、6月15日(土)に開催される高校生花いけバトル姫路大会にむけての練習会に参加しました。花いけバトルとは制限時間5分間で、2人1組で即興で花をいける大会のことです。普段の授業では、カーネーションを使ってフラワーアレンジメントを学んでいますが、高校生花いけバトルでは花材は、アジサイ、バラ、トルコギキョウ、スターチス、カーネーション、ダリア、オンシジウムなどの切り花や、アセビ、ブルーベリー、スモークツリー、モミジ、ドウダンツツジなどの枝ものが多種多様にあり、太さや長さ、配色などフラワーアレンジメントとは違った発想が必要になってきます。普段扱うことのない生花を扱う貴重な経験をさせていただきました。今回学んだことを、次回の大会はもちろんのこと普段の授業や実習でも生かしていきます。
2024年5月24日(土)
園芸科で今年の春先から実習で播種から栽培をし、実習や授業で学んだ草花のプランター作成を行いました。使用した草花は、ベゴニアセンパフローレンス、マリーゴールドです。プランターへの植え付けまで、1つ1つ丁寧に行いました。放課後、東加古川駅前にプランターを設置しに行きました。地域の方からありがとうという感謝の言葉や差し入れをいただき、生徒の顔もキラキラしていました。これから10月まで、定期的にプランターの花柄摘みや除草など栽培管理に行きます。
2024年4月6日(土)
園芸科2年生で、園芸科の完熟トマト、食品科学科のカルピー、動物科学科の鶏卵などの県農の生産物を販売しました。地域の方々からたくさん声をかけていただき、販売実習を行い、1時間半ほどで完売しました。高砂市長さんにも県農生に向けて激励のメッセージをいただきました。
2024年5月23日(木)
本校はニュージーランドのフレイザー高校と姉妹校提携を結んでいます。昨年度7月にはフレイザー高校から12名の生徒を受け入れて交流しました。今年度はコロナ禍を乗り越えて、5年ぶりに本校生徒がフレイザー高校を訪問します。今年度は農業研修が8月9日〜21日の13日間、短期留学が8月9日〜11月8日の約3か月間です。フレイザー高校で授業を受けたり、ホームステイしながら交流する予定です。農業研修15名、短期留学1名の研修生徒が決定し、第1回の事前研修を行いました。研修は全て英語で、自己紹介の練習をしたり、ALTの先生からニュージーランドの歴史の講義を受けたりしました。
2024年5月17日(金)
兵庫大学付属加古川幼稚園がいちご狩りに来校されました。普段聞くことのない小さなこどもたちの声が大きく響き渡りました。そんな中、写真にあるような大きなイチゴ取っていました。おそらく今シーズン最大でしょう。幼稚園の皆さん、来年も楽しみに待っていますね。
2024年5月13日(月)
農業環境工学科の1・2年生が校内整備として食堂前の施工を行います。この場所は昨年度の生徒アンケート(ヒヤリハット調査)で雨天時に土が流れて滑って危ないとの声がありました。今回は現地踏査を行い『現状の確認』『どういった工事をすればいいのか』『作業者の安全・周りの安全を確保しながら工事を進めていくにはどこに気を付ければいいか』等たくさんの情報を現地で取得し見極め、班員で情報共有を行い施工していきます。
2024年5月13日(月)
生物工学科では、地元の酒蔵「岡田本家」さんに協力していただきながら、3月よりの醸造実習を行っています。今回の醸造実習では、できた日本酒を瓶詰めして製品にする工程を行いました。今年は、昨年の約2倍のお米を使って仕込みを行ったため、瓶の量も倍の約1800本!効率を考えながらも、慎重に充填・栓閉め・梱包を行っていきました。私たちが醸した日本酒「県農花てがみ」は、近日中にスーパーなどに流通します。「花てがみ」と書かれた青い瓶の日本酒をぜひ探してみてください!
「透明なてがみとなって空よりも青々としたビンの日本酒」
2024年5月7日(火)
生物工学科では、地元の酒蔵「岡田本家」さんに協力していただきながら、3月よりの醸造実習を行っています。今回の醸造実習では、上槽(しぼり)工程を行いました。この工程では、タンクの中のもろみを大きな機械に流したり、機械から酒粕を剥がしたりしました。製品となるものを扱うため、衛生管理に気を付けながらも、効率よく作業を進めていきました。仕込みから見続けてきたもろみが、タンクから少しずつ減っていくことにさみしさを感じつつ、日本酒になった「県農花てがみ」を見て感動しました。今後、瓶詰めをしてから出荷していきます。
「発酵を終えたもろみが透明なてがみとなって送られる日よ」
2024年5月2日(木)
無菌操作を確実に行えるようになることはバイオ技術者にはかかせません。バイオ産業や食品関連産業、医療関連産業に進路を選択することの多い生物工学科では、菌類の混入が無い実験操作を覚えます。1年生の頃から経験してきた実験操作を、改めて理論と実践を交えながら楽しく実習しました。今日は先輩たちが人工交配したカトレアの新品種を無菌培養で増やします。めざせバイオ技術者認定!検定は来年3年生の7月に行われます。
「雑菌はひとつもおらぬ これからも汚染を知らぬままに育てと」