防衛大学校国際関係学科の詳細情報

人文・社会科学専攻国際関係学科

国際社会の動きと日本の関わりを知る

国際関係学科の特長

学部・学科・コースについて

国際関係学科では、国際情勢の動向と国際社会における日本の地位を理解し、将来の幹部自衛官として、国家の防衛と国際安全保障の両分野で貢献できる能力を養います。
複雑な国際関係の本質に多角的視点から迫るため、国際政治や国際法、外交史といった総合的な国際関係の理論や歴史、米国やヨーロッパ、アジアなど各地域固有の国際関係、さらに軍備管理論や危機リスク管理原論、危機管理政策など、多彩な科目を展開しています。

カリキュラム

＜専門科目一例＞
●国際政治学
国際社会の特徴、平和や紛争の問題など、国際政治を学ぶために必要な基礎的な概念や理論を身につけます。

●政治外交史
近代から現代までの日本の対外関係をとらえ、国際環境の変化にどう対応したかという視点から概観します。

●軍備管理論
核兵器や生物化学兵器、小火器など軍備管理と軍縮をめぐる諸問題を、基礎から応用まで学びます。

●現代地域研究 I～VII
番号順に、アメリカ・ロシア・中国・東アジア・中東・朝鮮半島・南アジアについて、それぞれの国・地域の今日の安全保障環境や日本との関係等を、歴史・政治・外交・経済・社会・宗教・文化などさまざまな観点から学びます。

独自の教育体制

海外の大学教授や各国駐日大使による特別講演に加え、アメリカ、インドネシア、オーストラリア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、東ティモール、フランス、フィリピン、ベトナム、モンゴル、ラオスなどから派遣された留学生との交流を通じて、幅広い視野を養うことができます。