山形県 加茂水産高校 | 園児とハタハタ交流 一緒に学んで稚魚放流 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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園児とハタハタ交流 一緒に学んで稚魚放流

山形県 加茂水産高校 海洋資源科3年生のみなさん

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山形県立加茂水産高校の海洋資源科の生徒たちは、自分たちが採卵し育てたハタハタの稚魚を近くの保育園児と一緒に海に放流する交流事業を、2006年度から行っている。

今年も4月26日に、保育園の年長児10人を招いて、クラゲの水族館で知られる鶴岡市立加茂水族館で実施。例年5000匹近くがふ化し、海に放流してきたが、今年は育った稚魚が少なかったため、約200匹を同水族館の水槽に放流・展示することにした。

放流の前に、同科アクアライフ系の3年生7人が先生役となり、園児たちにハタハタについて解説。「11、12月ごろ、浅瀬の海藻に千粒から2千粒の卵を産むんだよ」「砂に潜ることもできるんだ」「体がぬるぬるしているのは自分を守るため」など、写真やアニメキャラクターの絵を使うなどしてわかりやすく説明すると、園児たちは興味を持って聞き入っていた。さらに、生徒たちから観察用の水槽に入れた体調3㎝ほどの稚魚を見せてもらうと、園児たちは「かわいい」と歓声を上げて大喜び。その後、同水族館のバックヤードに移動、園児たちは稚魚に「大きくなってね」と声を掛けながら水槽に放した。

山形県 加茂水産高校 海洋資源科3年生のみなさん2

園児たちは「今度はパパとママと一緒にハタハタを見に来たい」と目を輝かす。

先生役を務めた生徒たちは「これまで学んだ成果をうまく伝えることができたと思う。園児も楽しそうでよかった」と手応えを感じていたようだった。
(2017年5月掲載)

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