神奈川県 横浜総合高校 | 商店街で大感謝祭 地域に被災時に役立つ備品寄贈 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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商店街で大感謝祭 地域に被災時に役立つ備品寄贈

神奈川県 横浜総合高校 有志生徒のみなさん

横浜市立横浜総合高校の生徒有志が、今年3月、被災した際、地域のために役立つ備品購入のためのチャリティーイベント「横総大感謝祭」を初めて開いた。生徒たちは学校近くの弘明寺商店街の一画にテントを構え、買物客など町の人々に募金への協力を呼びかけた。

同校では創立以来、地域とのつながりを重視しており、生徒が同商店街や近隣住民と合同での清掃活動やイベント協力などを実施してきた。また、学校として大規模災害時における地域貢献などについても考えてきたといい、生徒が、キャリア教育の一環として、被災地の岩手県釜石市で漁業の、福島県矢祭町で農業の体験学習を行ってきた。

今回の感謝祭では、釜石市と矢祭町の2市町に、今年度に訪れた山梨県道志村と長野県上田市の特産品を仕入れて販売。加えて、被災時の炊き出し訓練を兼ねて4市町村の産品を使った中華粥を作り、100円以上募金をした人に振舞った。

神奈川県 横浜総合高校 有志生徒のみなさん2 神奈川県 横浜総合高校 有志生徒のみなさん3

感謝祭での販売収益と募金の合計は約51000円で、被災時に使える鍋や簡易トイレなどの備品購入に充て、学校周辺の自治会に寄贈する予定だ。

生徒たちは「商店街や体験学習で訪問した各地域の人々に恩返しができた」「感謝祭が、今も残る被災地の風評被害払拭と、防災意識の向上につながれば」と話す。

イベントを実施した生徒に、同校は「感謝祭での体験を通して、課題発見力や解決力を育み、生きる力や社会性を培ってほしい」と期待していた。
(2019年3月掲載)

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