ベビーシッター | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

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ベビーシッターの仕事
 親の代わりに子どもの世話をするのがベビーシッターの仕事です。育児に興味のある人ならだれでもできそうに思えますが、親ではない人が親の役割をするわけですから、専門の知識や経験が必要な大事な仕事です。
 単に子どもの世話をするだけではなく、子どものしつけや遊びをとおして、英語や音楽、水泳などを学ばせるといった専門の能力を持ったベビーシッターも増えています。仕事をするお母さんが多くなったり、用事で外出したり、子どもを教育したいといった理由で、ベビーシッターを求める人は急速に増えています。保育園の保育士とのちがいは、働く場所のちがいにあります。子どもの家庭に行く場合がほとんどですが、デパートなどで買い物中に子どもを預かるベビーシッターなど、働く場所の種類もさまざまになってきました。ふつう保育園がやらない24時間体制で子どもを預かる会社もあり、そこでもベビーシッターが働いています。ベビーシッターという資格があるわけではなく、幼稚園教諭(ようちえんきょうゆ)、保育士、看護師(かんごし)などの資格を持つ人もベビーシッターとして働いています。また、全国ベビーシッター協会が行う認定(にんてい)ベビーシッター制度で学んだ人も多く活動しています。

ベビーシッターにインタビュー
 子どもが大好きで、子どもに接する仕事をしたいと思っていました。でも保育園などの集団保育よりも、一人の子どもをじっくり世話してみたいと思ってこの仕事を選びました。 
 協会の認定ベビーシッター資格を取り働いています。子どもの家庭を訪問することがほとんどです。何よりも大事なのは、子どもに対する愛情はもちろんのこと、1対1で過ごすことが多いので、何があっても子どもの安全を守るという子どもに対する責任感です。
 子どものことがもっと知りたいので、児童心理学や育児などを勉強して一生の仕事にしていきたいと思っています。

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